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太宰府市宰府2-6-12
電話092-922-6125
 
顕彰碑
月照上人の歌を刻んだ顕彰碑
 


天満宮の参道口にある松屋は、庭園の美しい喫茶の店です。楓が天蓋となって緑陰を作る日本庭園は、幕末の和尚・月照上人ゆかりの庭です。
当時の松屋は旅龍屋。主人の孫兵衛は福岡や薩摩、長州の志士と広く交わり、彼らをこっそりと支援していました
そんな折り、上人が幕府の嫌疑に触れて京都を脱出し、西郷隆盛を頼って薩摩に西下。その途中、ここ松屋に数日間、逗留したといわれます。

喫茶『維新の庵』メニュー
お飲物と梅ヶ枝餅のセット
……600円(消費税込)
松屋 維新の庵・庭園
─維新のロマンあふれる日本庭園─
「秘密の花園」風英国庭園を奥に隠して、歴史の庭には、心地よい緑の風が吹き渡ります。
 
月照上人歌碑のご案内

京都清水寺成就院の和尚で、かねてより勤王の志が篤かった月照上人は安政の大獄に際し幕府の嫌疑に触れ、捕縛の危機が迫ったので安政5年9月、従僕重助を伴い急いで京都を脱出し、西郷隆盛を頼って薩摩に向かい西下の途中、10月には博多に到着し太宰府では松屋に数日宿泊されました。
  松屋 維新の庵・庭園
 松屋の主孫兵衛は福岡や薩摩、長州の志士等と広く交わり、商人ながら愛国の心を持ち、気概のある人でしたから、月照上人の薩摩下りの事情に就いても博多の同志高橋屋正助等から聞き、いたく同情を寄せて歓待に勤め太宰府見物にも案内し、又宝満山の紅葉見物には次男の孫吉を伴って同行しました。この時はるばる京を離れ、九州の山の紅葉を賞でながら、遥かなる清水に思いをはせられた事であろうと察せられます。ご滞在中月照上人の気品ある態度と人徳に接し孫兵衛は大いに感銘を受けました。
 この薩摩落ちの旅は月照上人主従にとって大変辛く苦難に満ちたものであり、足の豆が破れ足袋に血がにじむのを我慢しながら、時には野宿をし食事にも事欠く有様であったと伝えられています。緊迫した旅の中で太宰府における久方ぶりの畳の上でのお泊まりは、どんなにかお心を休められた時ではなかったでしょうか。
 さて博多にご滞在中幕吏による詮議追求が厳しくなり、薩摩下りを急ぐため再び松屋にお泊まりする事になりましたが、人目を避け味噌部屋にかくまいました。この様な状況の中、月照上人から誠に見事な達筆で心に染みるお礼のお歌を孫兵衛は感動を押えながらお受け致しました。
言の葉の花をあるじに旅ねする
         この松かげを千代もわすれじ  月照
そしてその後西郷隆盛と共に錦江湾で入水され、月照上人が不運な最後をとげられたとの報を聞いて、孫兵衛は大変嘆き悲しみましたが、以来このお歌は代々松屋の家宝として受け継がれて来ました。
この度、霊山顕彰会福岡県支部等のご尽力と、ご援助によりこのお歌を松屋の庭に歌碑として建立致しました。今後この歌碑が多くの人々に親しまれ、往時を偲ぶよすがとなれば辛いであると存じます。
平成17年7月 太宰府天満宮 参道 松屋
お問い合わせ: 太宰府市宰府2-6-12[営業時間/9時〜18時 定休日/不定]
  電話 092-922-6125
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